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平屋の家を造るヒント

2021年3月18日(水)

Category:家づくりのヒント

平屋の家を造るヒント

平屋に住むとは?

最近、都市部郊外では「平屋建て」の住まいが増えています。ひと昔前は2階建てが当たり前だった事を思い出すと、世の中も変わってきたのだなと感じます。確かに「平屋建て」の住まいには魅力があります。そこで、平屋建てのメリット・デメリットを紹介したいと思います。

平屋の家を造るヒント 写真2

平屋のメリット・デメリット 其の1

平屋のメリットは沢山ありますが、そのうちの一つは「敷地によるが、部屋を全て南向きにできる」という魅力でしょうか?

但し、全て南に向けるには東西の敷地距離が長くないとダメです。
東西の間口が狭く、南北方向の距離が長い敷地ですと、これは非常に難しい事になります。都市部に多い敷地形状ですね。

また、南北方向の距離が狭く、南側に建物が接近していると、全て南向きの部屋にできますが、日当たりは確保できません。

この事から、敷地が広ければ問題ありませんが、密集した都市部のさほど広くない敷地では適していません。やはり、郊外で広い敷地という事になります。

平屋の家を造るヒント写真3

平屋のメリット・デメリット 其の2

横方向だけで生活できる。というのはメリットです。2階建ての様に上下方向に動かなくても生活できるのはとても魅力的です。
また、天井を水平にしなくても、屋根と同じ勾配で斜めに天井を貼る事ができます。という事は、とても天井の高い開放的な空間をつくることができ、高い部分にLOFTを造るという事もできます。LOFTができると、1階の床面積+LOFT床面積となり、1階が同じ広さでもLOFTの分だけ広くなるという事です。しかし、LOFTには制約があり、最高の天井高さが1.4m以下、かつ直下階の床面積1/2以下となっているので気を付けましょう。

平屋の家を造るヒント写真4

平屋のメリット・デメリット 其の3

地震に強くなる
建物自体が2階建てより低く低重心になる為、地震に対して丈夫になります。背の高い車がコーナーを曲がるときユラユラする事があります。しかし、車高の低い車は安定してコーナーを曲がる事が出来ます。これは低重心によって生まれる効果です。更に上部にしたいと思えば、屋根を軽くすることです。屋根を軽くすることにより、更に重心が下に向かい地震に対して丈夫な建物となります。制震、耐震等の費用を掛けなくても地震に強い家になります。

平屋の家を造るヒント写真5

平屋のメリット・デメリット 其の4

2階建てより費用がかかる
屋根、基礎の面積が、同じ床面積の平屋建てと総2階建ての家に比べると2倍の費用がかかります。また、廊下部分が2階建てと比べると多くなってきます。

平屋建てと2階建ての床面積が同じ場合、平屋建ては廊下面積が増え、延床面積が増える傾向にあります。床面積が増えるという事は、コストアップになるという事です。
今までの経験から言うと、2階建てより

平屋建ては1.4倍UP~のコストがかかってしまう事が多いようです。

しかし、外壁がメンテナンスが必要な素材を選んだ時、メンテナンス時に外部に足場無し、若しくは簡易的な足場で済ませる事が出来ます。2階建ての場合、高い位置まで足場が必要となり、30坪クラスの建物で約25万円程の足場工事費がかかります。

イニシャルコストとランニングコストで言えば、建物外部に最初はお金かかるけど、その後はあまり費用がかからないのも平屋建ての特徴ともいえます。

平屋の家を造るヒント画像6
平屋の家を造るヒント画像6

平屋のメリット・デメリット 其の4

将来的な検討が必要
家を建てる時にまだ家族が少ない場合、「そんなに広さもいらないし子供が出来ても一人ぐらいだから平屋建てがいいんじゃない?」という話を聞きます。しかし、家は一生住むものです。現時点での判断も必要ですが、将来的な判断も重要です。

両親と一緒に住むことになった。子供が増えて手狭になった。など様々な要因で住まいの広さが足りなくなってしまう場合があります。我慢するか?それとも増築をするか?とい判断になる事が多いようですが、平屋を2階建てに増築するという事は、現在の建築基準法では難しいようです。平屋建ての構造は2階建ての構造に対応していないからです。2階建てにすると、平屋建ての構造部に余分に負担がかかり、弱くなってしまします。これらを解消する方法はありますが、あまりお勧めできません。

平屋建てで増築する場合は横方向に広げるしかないようです。

平屋の家を造るヒント画像7

また、浸水の恐れがある低い土地では、災害時に2階に避難する事が出来ません。敷地を盛土したり、基礎の高さを上げてみたりと考えますが、それでは非常にコストUPになってしまいます。

自分の生活スタイルや敷地の状況、その周辺の状況等を考慮する必要があります。これらの問題が無ければ、平屋建ての住まいは非常に楽しく住みやすい家となります。

平屋の家を造るヒント画像8